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メッセージへの返答と宛先の決定

新規にメッセージを書く場合は、To: や Cc: を自分で書くことになります。一 方 Summary モードで `a'`A' を使って、あるメッセージに返答 しようとすると、To: や Cc: は自動的に用意されます。

返答の際、Mew は以下のような手順に従って To: や Cc: を用意します。

返答するメッセージの From: が自分以外の場合:
返答するメッセージに Reply-To: がない場合:
返答するメッセージの From: を To: へ (1)
返答するメッセージの To: と Cc: を Cc: へ (2)
返答するメッセージに Reply-To: がある場合:
返答するメッセージの From: と Reply-To: を To: へ (3)
返答するメッセージの To: と Cc: を Cc: へ (4)
返答するメッセージの From: が自分である場合:
返答するメッセージの To: を To: へ (5)
返答するメッセージの Cc: を Cc: へ (6)

ただし、あるアドレスが複数ある場合は、自動的に 1 つになります。自分のア ドレスは自動的に消去されます。また、匿名の宛先を表す ":;" で終るアドレス も、自動的に消去されます。

(1) 〜 (6) でどのフィールドをコピーするかは、以下の変数で指定できます。

Reply-To: がある場合に、Reply-To: だけに返答したいと思うなら、以下のよう に設定すればよいでしょう。

(setq mew-replyto-to-list '("Reply-To:"))
(setq mew-replyto-cc-list nil)

`a'`A'`C-u' 付で呼び出すと、返答するメッセージの From: が To: に入り、Cc: は空になります。送信者のみに返答する場合に利用 します。


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