Lotus Notesと仲よくする方法は,江口美彦@ワイシーシーさんがまとめてくださったものです. どうもありがとうございます.
$(HOME)/.im/Configには
Imget.Src=pop/POP:Foo Bar@pop3.notes
と書いています.
この場合,$(HOME)/.im/Configで
Imget.Src=pop PopAccount=/POP:Foo Bar@pop3.notes
というようにPopAccountで指定するか,
Imget.Src=pop/POP:BFoo@pop3.notes
のようにアカウント名としてNotesのユーザ名に対する短縮名を指定する必要があります. 短縮名は,Lotus Notesの公開アドレス帳(Domino R5の場合ドミノディレクトリ)の自分のユーザ文書にある短縮名のフィールドのことです. また,パスワードは,ユーザ文書のHTTPパスワードあるいはインターネットパスワードのフィールドになります.
PopAccountを利用する場合は,impwagentを使うか,毎回パスワードを手で入力する必要があります. passwordファイルは空白が含まれるアカウント名を考慮していないため使えません.
【この文書のはじめに戻る】 【もくじに戻る】 【トップページに戻る】
Notesでは,メールをノーツのリッチテキストとしてノーツDBに保管しており,POPでメールを読み出すときにMIME形式へ変換しています. この変換に問題があるようです. Lotus Domino R5では直っています.
Lotus Notes R4.6の場合,公開アドレス帳のユーザ文書を編集し,「インターネットメールの格納方法」を「ノーツ」から,「インターネットメール」に変更すると,外からのメールがそのまま格納されるようになります. ただし,Notesクライアントからメールを読むことは困難になります(JISテキスト形式の添付ファイルとして見える). Notesから来たメールもテキスト形式に変換されますので,リッチテキストをふんだんに使っているようなところではやらない方が無難です.
【この文書のはじめに戻る】 【もくじに戻る】 【トップページに戻る】
case notes ObeyMTAdomain=yes FromDomain= Smtpservers=notes-server # NotesのSMTP MTAが動作しているサーバを指定
ただし,このようにして送信したメールに対して受信者がノーツクライアントから返信しようとすると,「該当する名前がありません」と言うエラーダイアログが表示され,正しい宛先を一覧から選択するように指示されます.
Domino R5では,上記方法でメールを送信してもFromがインターネットメールアドレスで表示されるためごまかすことはできません.
【この文書のはじめに戻る】 【もくじに戻る】 【トップページに戻る】