「Linux/FreeBSD/Solarisで学ぶUNIX」
演習問題ページ
- 第1回:UNIXを使おう
- ○ログインとログアウト(p4-p9)
- ○ファイル操作(p10-21)
- ○FTP(p35-38)
- ◯変な操作をしてコマンドが入力できなくなったときは、 [Ctrl]+[c]を押してみて下さい。(p.115)
- ○Mule(emacs)の使い方(p47-58)
- ○Muleを起動するときは、&をつけてバックグラウンドジョブとして 起動した方が便利です(p34)。たとえば、次のようにします。
mule practice.txt &
- ○漢字コードの変換(p27-28)
- (問題)
- (1)Mule(emacs)を使って、演習の感想、最近起こった自分の出来事、 自分のこだわりや自分が見つけた法則などについて書いてください。書式
は各自に任せます。なお、保存するときのファイル名をpractice1.txtとしま す。
- (2)次に、practice1.txtの漢字コードを調べ、practice1.txtを3つの漢字 コード、EUC、SJIS、JISに変換してください。その際のファイル名を、
それぞれ、practice1.euc、practice1.sjis、practice1.jisとして保存してくださ
い。なお、改行コードはEUCのときLR(UNIX系)、SJISのとき CRLF(Windows系)、JISのときCR(Mac系)としてください。
- 第2回:TeXを使おう(その1)
- ○TeXの基本的な流れ(p100-102)
- (コンパイル中にエラーが出たら?)
- (1)メッセージ通り一度コンパイルを中断してください。(通常は、xを
押す)
- (2)スペルミスや半角で入力しないといけないところを全角で入力
していないかどうか確認してください。
- ○LaTeXファイル(LaTeXソースファイル)の作成(p103-104)。 ソースファイルはMuleを使って作成しましょう。
なお、ファイルを更新する度に、[Ctrl]+[x]-[Ctrl]+[s]を押して内容を 保存するようにしましょう(p.49)
- ○\section,\subsectionコマンドを使って各節に見出しをつける(p.105)
- ○箇条書き(p.105-106)
- ○表の作成(p.107-108)
- ○センタリングするには、
\begin{center}
文章や表
\end{center}
- とします。
- ○xdviでプレビューをしたときに、画面が大きすぎるときは、
xdvi -s 9 ファイル名
- として下さい。なお、数字が大きくなるほど画面が小さくなります。
- ○エラーメッセージが文字化けをして見えないときは、
setenv LC_MESSAGES C
- と入力して、メッセージを英語にしてください。
- (問題) 完成イメージ(PDFファイル)、
UNIX用ソースファイル(PDFファイル)
- (1)完成イメージとソースファイルを参考にして、箇条書きと表をTeX で作成してください。内容はイメージ通りでもいいし、自分で別の内容に
しても構いません。ファイル名はpractice2.texとします。
- (2)practice2.texをplatexで処理をして、dviファイルを作成し、xdviで 内容を確認してください。
- (注意)UNIX上のバックスラッシュ(\)は、Windows上では円マーク
(¥)となります。従って、Windows上でTeXのソースファイルを見ると
このWindows用ソースファイル(PDFファイル)
のようになります。
- 第3回:TeXを使おう(その2)
- ○2段組にするにはtwocolumnオプションを使います。(p.103)
- ○段落の区切りには空行を使います。(p.103)
- ○分数を書くには、\fracコマンドを使います。(p.108)
- ○行列やベクトルを書くには、\pmatrixコマンドを使います。使用例
はソースファイルを見てください。
- ○インライン数式中に\displaystyleコマンドを挿入すると数式のサイ
ズがディスプレイ数式と同じになります。使用例は、ソースファイルを見
てください。
- ○括弧()を大きくするには、左括弧には\Biglコマンドを、右括弧には
\Bigrコマンドを使います。使用例はソースファイルを見てください。
- ○脚注を入れるには、\footnoteコマンドを使います。使用例はソース
ファイルを見てください。
- ○\bfコマンドを使うと文字を太文字にすることができます。コマンド
は中括弧{ }で囲まれた範囲で有効です。ちなみに、TeXのコマンドを
特定の範囲だけで使いたい場合は、その範囲を中括弧で囲みます。
- ○dviファイル(practice3.dvi)をPSファイル(practice3.ps)に変換するには、
dvips -f practice3.dvi > practice3.ps
- とします(p.102)。
- ○数式を$$で囲むと囲まれた部分はディスプレイ数式扱いとなります。
○ポストスクリプトファイル(PSファイル)を見るには、 ghostviewまたはgvコマンドを使います。(p.115)
(問題) 完成イメージ(PDFファイル)、
UNIX用ソースファイル(PDFファイル)
- (1)完成イメージとソースファイルを参考にして、数式をTeX で作成してください。ファイル名はpractice3.texとします。
- (2)practice3.texをplatexで処理をして、dviファイルを作成し、xdviで 内容を確認してください。
- (3)dviファイルをポストスクリプトファイル(PSファイル)に変換して、 ghostviewで内容を確認してください。PSファイル名は、practice3.psとしま
す。
- 第4回:GnuplotとTeXを使おう
- ○gzipによるファイルの圧縮(p.24)
- ○gnuplotによる数式を使った2次元グラフの作成(p.84)
- ○gnuplotによる数式を使った3次元グラフの作成(p.85)
- ○データファイルはMuleで作成しましょう。
- ○gnuplotによるデータファイルからのグラフ作成(p.86-88)
- ○gnuplotによるEPS形式への出力(p.89)
- ○EPSファイルを見るには、 ghostviewまたはgvコマンドを使います。(p.115)
○TeXにおけるEPS形式の取り込み。(p.113-114)
- ○figure環境で、\begin{figure}の代わりに\begin{figure}[ht]とす
ると、図がTeXによって意図しない場所に表示されることが少なくなり
ます。各自で試してみてください。
- (問題) 完成イメージ(PDFファイル)、
UNIX用ソースファイル(PDFファイル)
- (1)gnuplotを使って、数式による2次元グラフ(fig1.eps)、
データによる2次元グラフ(fig2.eps)、数式による3次元グラフ(fig3.eps)、
データによる3次元グラフ(fig4.eps)を作成し、EPS形式で保存しなさい。
なお、括弧()内は、保存ファイル名を表しています。
- (2)完成イメージとソースファイルを参考にして、これらの図をTeXへ 取り込みなさい。TeXのソースファイル名は、practice4.texとします。
- (3)practice4.texをplatex、dvipsコマンドを使って、ポストスクリプト ファイルへ変換しなさい。ファイル名は、practice4.psとします。
- (4)practice4.psファイルをgzipで圧縮してください。
- 第5回:TeXの総合練習1
- ○gnuplotのグラフ表示に使われるサンプル数は、デフォルトでは10
です。これを変更するには、set isosamplesを使います。例えば、x,y方
向のサンプル数をそれぞれ20にするには
set isosamples 20, 20
- とします。
- ○グラフにx軸とy軸を書くには、それぞれ
set xzeroaxis
set yzeroaxis
- とします。
- ○tar+gzによるファイル圧縮(p.26)
- ○ファイル名の変更は、mvコマンドを使います。(p.19)
- ◯TeXで図がうまく入らないときは、図のサイズを変えてみましょう。
- (問題) 完成イメージ(PDFファイル)、
- (1)完成イメージと同じになるように、TeXのソースファイルを作成し なさい。TeXのソースファイル名は、practice5.texとします。
- (2)practice5.texをplatex、dvipsコマンドを使って、ポストスクリプト ファイルへ変換しなさい。変換後のファイル名は、practice5.psとします。
- (3)ソースファイル(practice5.tex)を漢字コードをSJIS、改行コードを CRLFとして変換しなさい。変換後のファイル名をpractice5.sjisとします。
- (3)practice5.psファイルとpractice5.sjisをtar+gzipで圧縮してください。 圧縮後のファイル名をpractice5.tgzとします。
- gnuplotについては、「GIMP/GNUPLOT/Tgifで学ぶグラフィック処理
(皆本・坂上著、サイエンス社)」などを参考にしてください。
- 第6回:TeXの総合練習2
- (問題) 完成イメージ(PDFファイル)、
- (1)完成イメージと同じになるように、TeXのソースファイルを作成し なさい。TeXのソースファイル名は、practice6.texとします。
- (2)practice6.texをplatex、dvipsコマンドを使って、ポストスクリプト ファイルへ変換しなさい。変換後のファイル名は、practice6.psとします。
- (3)ソースファイル(practice6.tex)を漢字コードをSJIS、改行コードを CRLFとして変換しなさい。変換後のファイル名をpractice6.sjisとします。
- (3)practice6.psファイルとpractice6.sjisをtar+gzipで圧縮してください。 圧縮後のファイル名をpractice6.tgzとします。
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