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データの型指定

MIME では、Content-Type:(以下 CT:)というフィールドにデータの型を指定でき ます。以下は、本文が US-ASCII である MIME の例です。

MIME-Version: 1.0
Content-Type: Text/Plain; charset=us-ascii
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Subject: hello
From: Kazu

Hi all,

CT: が省略された場合は、Text/Plain; charset=us-ascii として取り扱われま す。また、CT: Text/Plain のときに、charset が省略されると US-ASCII と解 釈されます。

このように MIME では、CT: がテキストの場合は、charset で文字コードを指定 できます。日本語には ISO-2022-JP を使います。

MIME では、本文に複数のデータを格納できます。これをマルチパートといいま す。マルチパートのそれぞれのパートは、コンテントヘッダとコンテントボディ から構成されています。CT: はヘッダだけでなく、コンテントヘッダ中にも現れ ます。逆に、ヘッダは特殊なコンテントヘッダだと考えても構いません。

詳しくは、See section マルチパート を参照して下さい。

以下に重要な CT: を示します。

`Text/Plain'
テキスト
`Message/Rfc822'
MIME を含むメッセージ。ヘッダと本文という構造がある。
`Multipart/Mixed'
マルチパート
`Application/Postscript'
PostScript
`Application/Octet-Stream'
バイトストリーム。バイナリファイルと思ってよい。
`Image/Gif'
GIF
`Image/Jpeg'
JPEG
`Audio/Basic'
AU 形式の音声ファイル
`Video/Mpeg'
MPEG
`Message/External-Body'
メッセージの外部に実体がある


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