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メッセージの作法

メッセージをやりとりする際には、最低限のマナーがあります。マナーを守って いないメッセージは読みにくいため、大変損します。簡潔かつ適切な文章を書き、 なるべく相手に理解してもらえるよう努力しましょう。

メッセージを書く際に気を付けるべき項目を以下に示します。

To: と Cc: を正しく書く
To: が目的の人で、Cc: は参考までに送り付ける人です。自分のアドレスが Cc: の場合は、読み飛ばす人がいますから注意して下さい。また、不必要なアドレス を To: や Cc: に書いて、相手に迷惑をかけないようにしましょう。
To: と Cc: に書くアドレスの数は少なくする
アドレスをたくさん To: や Cc: に書くのはよくないことです。面倒でもメーリ ングリストを作りましょう。
Subject: には本文の内容を的確に短く書く
Subject: を見て読むか決める人がいますから、不適切な Subject: だと読んで もらえないかもしれません。長い Subject: は読みにくいので止めましょう。
改行は行末を、空行は改段落を表す。1行は半角70文字程度にとどめる
意味もなく1行おきに書いたり、なん行にも渡って改行しないのは読みづらいで す。とくに行が長いと引用するのに困ります。また、行頭にいくつかの空白文字 を入れて右によせて書く人がいますが、これも無意味です。テキストの表示は、 使っているコンピュータでまちまちですから、結局自分のコンピュータでみため がよくても、他人のコンピュータでそうであるとは限らないのです。
必要な部分だけを引用する
面倒でも不要な部分は削りましょう。Mew を使っていれば、引用は楽勝のはずで す。
シグニチャは簡素にする
長いシグニチャは単なる自己満足です。
いたずらメッセージを送らない
こんなことは注意したくありませんが、それでも不幸のメッセージなどを送って くる人がいます。人格を疑われることを理解すべきです。
相手の読めるデータのみを添付する
なんの合意もなしに送ってよいデータはテキストのみです。それ以外のデータを 送る場合は、あらかじめ相手に送ってよいか確認をとりましょう。メーリングリ ストには、テキストのみを投稿するのが無難でしょう。

また、インターネットのマナーは RFC1855 を読むといいでしょう。See section 参考文献 を参照して下さい。著者は、正確な文章の書き方について学生のためにまとめた 入門書を WWW で公開しています。興味があれば、以下の URL にアクセスして下 さい。

http://www.mew.org/~kazu/doc/japanese.html


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