ここでは、以下の変数について説明します。
Draft モードでは、フックを `text-mode-hook'、 `mew-draft-mode-hook' の順で評価します。`text-mode-hook' で `auto-fill-mode' を設定していない人は、 `mew-draft-mode-hook' を以下のように設定するのがよいかもしれません。
(setq mew-draft-mode-hook (function (lambda () (auto-fill-mode 1))))
電子メールの管理者が設定しているのとは違うアドレスで送信したいことがあり ます。たとえば、管理者の設定が甘く、不要なホスト名が付いてしまう場合など です(この場合は管理者に頼み設定を修正してもらうのが一番です)。Mew では草 稿のヘッダに From: アドレスがあれば、それがそのまま From: となります。補 完を使いながら書いて下さい。いつも草稿に From: を用意するには、以下の例 のように `mew-from' を指定して下さい。
(setq mew-from "Kazu Yamamoto (山本和彦) <Kazu@Mew.org>")
From: 行を自分で指定できるということは、簡単にだれかになりすませるという ことです。くれぐれもこの機能を使ったいたずらをしないで下さい。また、他人 も容易にだれかになりすませることに注意して下さい。大切な用件は、PGP/MIME で保護して送りましょう。
毎回 Fcc: でバックアップを取りたい人は、以下を .emacs に設定して下さい。
(setq mew-fcc "+Backup")
自分へ Cc:(Dcc:) したい人は `mew-cc'(`mew-dcc')を設定して下さ い。
いつも Emacs のフレーム全体で Mew を使いたい人は、以下の設定をして下さい。
(setq mew-window-use-full t)
Summary モードの `SPC' は、`mew-summary-show-direction' によっ て、次のメッセージの表示の仕方が変わります。また同様に、強いマークを付け た後カーソルが動く方向は `mew-summary-mark-direction' により指定で きます。以下の値を設定できます。
両方ともデフォルトは `next' です。いつもメッセージを下から読む人は、 以下のようにすればよいでしょう。
(setq mew-summary-show-direction 'up)