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消去 `D'

メッセージを消去するには、まず Summary モードで `d' を押して、 `D' マークを付けます。マークを付けただけでは何も起こらないので、間 違って `d' を押しても大丈夫です。デフォルトでは、`x' を押すと `D' マークの付いたメッセージが +trash フォルダに移動します。

+trash フォルダ内のメッセージを実際に消去するには、デフォルトでは以下の 2 つの方法があります。

  1. Summary モードで `D' を実行する。
  2. +trash フォルダ内で `D' マークを付けて、`x' を押す。

これまでしつこいように「デフォルトでは」と念を押してきました。ここでいう デフォルトとは、`mew-msg-rm-policy'`'trashonly' であるとい うことです。`mew-msg-rm-policy' は以下のような値をとれます。それぞ れの説明は `x' を押した際の動作についてです。

`'totrash'
+trash フォルダ以外のフォルダでは、`D'マークの付いたメッセージが +trash フォルダに移動します。+trash フォルダでは単にマークが消えます。
`'always'
`D' マークの付いたメッセージは実際に消去されます。
`'trashonly'
+trash フォルダの `D' マークの付いたメッセージは、実際に消去されま す。それ以外のフォルダにある `D' マークの付いたメッセージは、+trash フォルダに移動します。
`'uselist'
`mew-msg-rm-folder-list' で指定されたフォルダの `D' マークの付 いたメッセージは、実際に消去されます。それ以外のフォルダにある `D' マークの付いたメッセージは、+trash フォルダに移動します。
`それ以外'
`'totrash' と同様に扱われます。

自分の好きなように `x' の動作をカスタマイズして下さい。

すべての `*' マークを `D' に変換できれば、一度にたくさんの `D' マークを付けれて便利です。これには、`md' を利用して下さい。

以下に、`D' マークに関するコマンドをまとめます。

`d'
`D' マークを付ける。
`x'
`D' マークの付いたメッセージを `mew-msg-rm-policy' に従って処 理する。
`md'
`*' マークすべてを `D'マークに変換する。


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