Ishimoto Lab

The shape of life is not random.

We model it, simulate it, and understand it.

研究を見る 学生の声

What We Research

器官のモデル

器官の形作りの解明

生物の器官(例えば、トンボの翅や植物の根や葉)が、どのようにしてその特有の美しい形を作り上げるのか。この謎に、3次元再構成や数理モデルを用いて挑んでいます。定量的な生物学的データと、物理モデル、機械学習をはじめとする情報科学の手法を融合させることで、器官変形や形態形成のプロセスを定量化し、その原理を理解することを目指します。

染色体・細胞・組織のシミュレーション

染色体・細胞・組織の動力学シミュレーション

生命の設計図と言われる「染色体」、生命の基本単位である「細胞」。それら一つ一つの複雑な動きや相互作用が、どのようにして組織や器官といった、より大きな構造のダイナミックな振る舞いを生み出すのでしょうか。この問いに答えるため、高性能なコンピュータを用いたシミュレーション研究を行っています。分子レベルのミクロな規則から、マクロな生命現象が立ち現れる様子を解析しています。

データ駆動型

生命情報のデータ駆動型研究

ゲノム(全遺伝情報)に代表されるように、現代の生命科学は膨大なデータであふれています。これらのビッグデータを単なる情報の集合体としてではなく、「生命のデザイン原理」として読み解くための研究を進めています。数理的な手法を用いてデータに潜むパターンや法則を見つけ出し、これまで見えなかった生命の階層を越えた(分子から個体までを繋ぐ)統一的な理解を目指す、新しい研究戦略を構築しています。

学生の声

学生A(D1)
この研究室、どこが面白い?
→ 石本先生は多角的な視点からアドバイスをくれるので、自分の知識の幅が広がり、柔軟な発想力を身に着けられると思います。

学生A(D1)

学生A(D1)
研究室の雰囲気は?
→ 佐賀大学での石本研究室は始まってからまだ日が浅く、現在は学生も少ないですが、勉強面だけでなく学生生活全般でもサポートできたらと思っています。

学生A(D1)

学生A(D1)
研究で大変だったことは?
→ 私はトンボの研究をしているので、時期を逃すとトンボの捕獲ができないことが大変です。また、生き物を相手にしているので、予想外の出来事に柔軟に対応しなければならない場面も多いです。

学生A(D1)

学生A(D1)
研究室での一番の思い出は?
→ 毎年夏にある石本研究室の研究合宿で行われるBBQがとても楽しく、思い出に残っています。

学生A(D1)

学生A(D1)
後輩へのアドバイスは?
→ どんな小さな疑問でも、それが研究のヒントや勉強のモチベーションになると思います。普段の生活の中で不思議に思ったことを追求する楽しさを味わってほしいです。

学生A(D1)

学生A(D1)
この研究室で何が得られた?
→ 英語でのスピーチや会話はまだ自信がないですが、英語論文を読んだり国際学会に参加する機会があったおかげで、英語への苦手意識は無くなりました。研究では多様な実験装置・器具や生物、原理に触れるので、初めての体験が多くありました。

学生A(D1)

学生B(AI)
この研究室、どこが面白い?
→ 生命のしくみを数学で表せるのが新鮮でした。

学生B(AI)

学生B(AI)
研究室の雰囲気は?
→ 静かで集中できる環境です。先生も熱心に指導してくれます。

学生B(AI)

学生C(B4)
この研究室、どこが面白い?
→ 情報系の研究室でありながら様々な分野を活用した研究が魅力です。とんぼの翅について研究している人や、イネの根について研究している人もいます。

学生C(B4)

学生C(B4)
研究で大変だったことは?
→ 情報系の知識とは全く異なる学問の勉強をしなくてはいけないので、その点に抵抗がありました。

学生C(B4)

学生C(B4)
後輩へのアドバイスは?
→ 研究に集中するためにも、なるべく三年生のうちに単位は取りきっておいた方がいいです。

学生C(B4)

学生C(B4)
研究室の雰囲気は?
→ 先生、学生間との距離が近く、フランクな雰囲気で研究することができます。

学生C(B4)

学生D(B4)
この研究室、どこが面白い?
→ 人数が少ない分、一人一人の距離が近く和気あいあいとしている

学生D(B4)

学生D(B4)
研究で大変だったことは?
→ 英語の論文を翻訳、まとめるという作業が大変

学生D(B4)

学生D(B4)
後輩へのアドバイスは?
→ 就活は早めに取り掛かるべし

学生D(B4)

学生D(B4)
研究室の雰囲気は?
→ マイペースで作業ができ、先生や先輩が相談に乗ってくれる

学生D(B4)

Projects

トンボのはばたきの高精度3D再構成

トンボのはばたきの高精度3D再構成

植物根部の生長の3D可視化

植物根部の生長の3D可視化

器官形成シミュレーション

器官形成を再現するシミュレーション

ブラウン運動解析

ブラウン運動で読み解く染色体の挙動

機械学習による細胞画像解析

機械学習による細胞画像解析

石本 志高
研究は、答えがないものを追いかける旅。数理の力で生命のふるまいを“読み解く”ことが、私たちの探求です。

石本 志高 Yukitaka Ishimoto

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〒840-8502 佐賀市本庄町1 佐賀大学理工学部6号館
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