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Mew 1.95 がバージョン 1 としては最後になる予定です。以下に Mew 1.95 で実
装する機能を挙げます。
- 真の多言語対応
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Mew の多言語対応は今でも素晴らしいのですが、8bit のメッセージをうまく転
送できない、韓国語の取り扱いが難しいなどの欠点があります。これらを欠点を
修正して真の多言語対応を目指します。
- MIME エディタ
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現在、マルチパート・メッセージを再編集するのは困難です。Mew 1.95 では、
あたかも新規メールを扱っているかのような再編集機能を実現します。
- カスタマイズ
-
`defcustom' などを利用して、カスタマイズを容易にします。
- Draft モードの定型書式とサブモード
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Draft モードで定型の文書をあらかじめ用意したり、携帯電話メールへメッセー
ジを書くために便利なモードを用意したりします。
Mew 2 では IM から独立する予定です。このプロジェクトは 「Mew 2 の逆襲」
と呼ばれています。
- IMAP デーモン
-
Mew 1.9x の欠点の 1 つは、IM を何度も呼び出すので、Perl が起動し IM のファ
イル群を読む時間その都度待たされることです。そこで、ローカルのコンピュー
タに常駐する IMAP デーモンを作成し、Mew は IMAP デーモンと通信するように
します。
- 全文検索のデータベース
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全文検索のためのデータベースに対応します。実は現在でも Namazu が利用でき
ます。"contrib/00readme-namazu.jis" を参照して下さい。
- 親子関係のデータベース
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メッセージの親子関係を保存するデータベースに対応します。これによってスレッ
ドが実現できます。また、メッセージの未読管理もできるようになります。ひょっ
とすると、メッセージの整頓という作業はまったくなくなるかもしれません。
- ネットニュース
-
そろそろネットニュースにも対応しないといけませんね。
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